特集記事
地域連携クリティカルパス
4疾病5事業別の地域連携体制の構築に向けて
入院からリハビリ、そして在宅まで患者が地域内でシームレスな形で質の高い医療を受けることのできる地域完結型の医療提供体制の構築をめざし、2008年4月からスタートする新しい地域医療計画では「4疾病5事業」ごとの診療ネットワークの構築が法に基づく整備項目に挙げられている。各医療機関には、3次医療→2次医療→1次医療という従来のピラミッド型の連携体制から、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、の4疾病単位、小児救急、周産期、救急、災害、へき地の5事業単位での医療連携体制の構築が求められることになる。こうした医療連携体制の構築や質の向上を図る手法として、注目されているのが「地域連携クリティカルパス」である。 ・・・もっと見る
2006年診療報酬改定の診療所への影響とグループ化の意義 PART3
-PART3:グループ化への挑戦-
2006年の診療報酬改定では、診療報酬上において、医師連携・診診連携に対しての評価が、様々な形で織りこまれるようになった。そして、「セカンドオピニオン」や「24時間対応の在宅医療」を実践していくためにも、クリニックモールやグループ診療のような開業形態が改めて注目されることになる。 ・・・もっと見る
2006年診療報酬改定の診療所への影響とグループ化の意義 PART2
-PART2:在宅療養支援診療所の検証-
株式会社日本医療企画が、 2006年の制度開始から約2ヶ月が経過した時点(同年5月31日~6月1日)で、全国の社会保険事務局に対し支援診療所の届出件数を調査。それを全診療所の施設数と比較して割合を算出し、まとめたのが以下の表である。 ・・・もっと見る
2006年診療報酬改定の診療所への影響とグループ化の意義 PART1
-PART1:総論・「2006年診療報酬改定」の概要とその意味するもの-
中医協が2006年度診療報酬改定を答申したのを受けて、厚生労働省は2006年3月6日、入院基本料等の新点数や施設基準を示し、関連事項を都道府県などに通知した。それを受けて同年4月1日から施行されることになった。 ・・・もっと見る
医療構造改革について
-これからの医療構造改革についての中医協委員の見解-
2007年3月10日付け日本病院会ニュースに同会常任理事で中医協委員の石井氏が常任理事会での「これからの医療構造改革」についての意見発表が掲載されていた。的確でかつ具体的な情況分析で、これまで医療側の中医協委員の見解としてはあまり聞いたことのない内容である。この見解は自治体病院をはじめ、経営問題に悩む民間病院の方々に非常に参考となる見解と考えたのでその概要を紹介したい。 ・・・もっと見る
社会福祉法人の将来展望について
老人ケア施設のこれからの人事施策について
昨年(2006年9月)に全国社会福祉協議会から「社会福祉法人経営の現状と課題」が出版されて社会福祉法人関係業界で大きな反響を呼びました。しかし最近の情報では、社会福祉法人の経営改革は進まず、特に人材の定着に悩んでいる事業所が多く、経営改革まで手が回らないといった情況が聞こえてきます。 ・・・もっと見る
平成20年度診療報酬改定のキーワード
日本医事新報2007年8月18日号の報道によれば、政府の経済財政諮問会議(議長=首相)は8月7日に、来年度(2008年度)予算のシーリングの基礎となる「社会保障予算の大枠」をまとめました。 ・・・もっと見る
「ホワイトナイト」としての病院M&Aを考えてみよう!
倒産・廃院により地域医療を絶やさないために
「M&A」とは言うまでもなく、「Merger(合併) and AcquisiTion(買収)」の略であり、「企業の合併と買収」を意味する言葉として、わが国でも定着しつつある。一般企業の世界では近年、企業再編の動きと共に、M&Aがごく当たり前に行われるようになってきた。 ・・・もっと見る
「ホワイト・ナイト」としての病院M&Aを考えてみよう!
倒産・廃院により地域医療を絶やさないために
「M&A」とは言うまでもなく、「Merger(合併) and AcquisiTion(買収)」の略であり、「企業の合併と買収」を意味する言葉として、わが国でも定着しつつある。一般企業の世界では近年、企業再編の動きと共に、M&Aがごく当たり前に行われるようになってきた。 ・・・もっと見る
医療のIT化に係るコスト 第4回 IT導入によるコストへの影響
「平成18年度 医療のIT化に係るコスト」調査では、IT導入によるコストへの影響についても調査を行っている。今回は、「収入」「人件費」「紙の使用量」など、5項目について影響調査が行われている。 ・・・もっと見る