特集記事

2008/05/27

新地域医療計画から将来的な地域の事情を読み取り 確固たるポジションを築きあげるための体制づくりを

第5次医療法の改正によって大幅に見直されることになった新たな地域医療計画が、この4月からいよいよスタートする。そもそも地域医療計画とは、都道府県や2次医療圏単位で、均質な医療を提供するために策定された医療提供に関する基本計画である。1985年の第一次医療法改正において導入された従前の地域医療計画は、2次医療圏ごとに基準病床数を設けることで、無秩序な病床の増加に歯止めをかける意味合いが強かった。これによって病院の乱立を抑制できた一方、その内容は量的な規制に留まっていたため、圏域内の医療施設相互の連携促進や必要な医療機能の体系的な整備、つまり質的な整備の充実にまではつながっていなかったのが現状だ。

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