病院経営CaseStudy

全 215 件
2009/01/09

【愛仁会】手厚い在宅療養支援と退院前訪問指導で在宅復帰への道筋を示す

特別・特定医療法人 愛仁会 愛仁会リハビリテーション病院(大阪府高槻市) 事務部長 西岡 百合子氏

急性期を脱した患者を対象に集中したリハビリテーションを行い、在宅ならびに介護施設への橋渡しをする回復期リハビリテーション病院。2000年に大阪府より地域リハビリテーション地域支援センターの指定を受けた愛仁会リハビリテーション病院(225床)は、地域のリハビリテーション医療の中核を担うとともに、手厚い在宅療養支援で患者の在宅復帰を支えている。  ・・・もっと見る


2008/12/11

住民の期待に応えつつ病院機能の絞り込みを両立

社会福祉法人更生会 総合相模更生病院(神奈川県相模原市) 院長 井出 道也

1945年、旧相模陸軍造幣廟(びょう)内にあった病院施設を継承し、近隣地域唯一の医療施設としてスタートした社会福祉法人相模更生会総合相模更生病院(井出道也院長、225床)。52年に社会福祉法人化。2007年に新病棟を開設し、PET-CTをはじめとした医療設備の充実で病院機能の特化を進める一方で、地域住民の期待を視野に入れた舵取りを進めている。  ・・・もっと見る


2008/11/07

救急隊員へ向けた広報活動を充実させ救急搬送件数の増加に成功

医療法人社団甲友会 西宮協立脳神経外科病院(兵庫県西宮市) 事務部長 中神 崇

脳神経外科の専門病院である西宮協立脳神経外科病院(160床)は、救急患者の受け入れを病院経営の柱に据え、2002年から救急隊員へ向けた広報活動を積極的に展開してきた。なかでも、毎月、消防署へ配布する医師の顔写真入りの「救急対応当番表」は多くの救命救急士の信頼を勝ち取り、この6年で年間の救急搬送件数が3600件を越えるなど、順調に増加を続けている。  ・・・もっと見る


2008/10/10

認知症に対する最新の治療 数々の新しい療法に挑戦

医療法人社団松弘会 トワーム小江戸病院(埼玉県川越市) 理事長 済陽 輝久

医療法人社団松弘会トワーム小江戸病院(済陽輝久理事長、200床)は、認知症に特化した珍しい精神科病院。シャンデリアやイタリア製のインテリアなど、ホテルを思わせるようなゴージャスな内装にも驚かされるが、アニマルセラピーや東邦音楽大学と連携して行う音楽療法、地元畜産業者と協力しての園芸療法など新しい形のリハビリテーションにも積極的に取り組んでいる。  ・・・もっと見る


2008/09/05

職員一人ひとりの意識の向上と努力の積み重ねが成果を生む

つくばセントラル病院(茨城県牛久市) 事務局長 山口 孝法

茨城県牛久市の医療の中核を担っている特定医療法人つくばセントラル病院(竹島徹理事長、313床)。クリティカルパスを導入し、地域の開業医と連携を図りながら、急性期から回復期、在宅まで一貫してスムーズに医療を提供している。同時に、積極的に接遇・環境・コスト削減対策に取り組み、職員一人ひとりの意識を向上させることで成果を上げている。そうして生じた利益は、患者のための設備やサービスに活用している。  ・・・もっと見る


2008/08/08

あらゆる面で大学と連携

医療法人浩生会スズキ病院(東京都練馬区) 事務部長・法人管理局長 石川 恒久

西武池袋線江古田駅から徒歩4分のところに位置する医療法人浩生会スズキ病院(99床、鈴木浩之院長)は、1943年に鈴木医院として開設され、63年に法人化。78年、鈴木院長が消化器科を新設して以降の柱である消化器系内視鏡検査を軸にしつつ、二次救急病院、健診センター、訪問診療など多角的な展開を進めている。それも人材の確保と地域の潜在ニーズをしっかりと把握したうえでの「経営判断」に則ったものと、石川恒久事務部長・法人管理局長は強調する。  ・・・もっと見る


2008/07/04

【大道会】「急性期」と「回復期リハ」の融合で 脳卒中患者に安心と最大限の機能回復を約束する

医療法人大道会(大阪市城東区) 副理事長 大道 道大

1954年に診療所として開業して以来、地域と時代の要請に呼応しながら、常に機能の拡充を推進してきた特定医療法人大道会。その一環として2006年4月には、法人内のフラッグシップである旧大道病院の急性期機能とリハビリテーション医療の草分け的な存在として知られるボバース記念病院のリハビリ機能を集約した森之宮病院を開設した。急性期医療と日本屈指のリハビリ医療の融合した"未来志向"の病院として注目を集める同院。グループの指揮を執る大道道大副理事長に機能再編の狙いについて聞いた。  ・・・もっと見る


2008/06/13

【終末期】街のざわめきが聞こえる場所のなか 患者の意思を尊重したケアを実践

高槻赤十字病院(大阪府高槻市) 副院長 千葉 渉・緩和ケア科部長 岡田 圭司

大阪府北部、北摂地域の基幹病院として、地域医療を支えている高槻赤十字病院(田嶌政郎院長、446床)。救急医療をはじめとする急性期医療に力を入れる一方、2002年5月には緩和ケア病棟(20床)を開設し、がんの終末期医療にも取り組んでいる。「レイクサイドホーム」と名づけられた同病棟は、医療福祉関連施設の環境向上を目指して設けられた「第一回癒しと安らぎの環境賞」において、ホスピス部門の最優秀賞を受賞。同病棟では日常性を重視したロケーションのなかで、終末期医療のあり方を模索している。  ・・・もっと見る


2008/05/09

地域に出向く仕掛けとして 訪問看護・訪問介護事業を展開

医療法人財団中島記念会 大森山王病院(東京都大田区) 理事長・院長 戸金 隆三

1933年に開院した大森山王病院(60床)は、人工透析など高齢者を主な対象に地域医療に取り組んできた。国の政策によって、特に中小病院は厳しい経営環境に置かれているが、同院では、「在宅医療」をキーワードに事業を展開。2004年の訪問看護ステーションに続き、06年には訪問介護センタ‐を設置した。「中小規模の病院が生き残っていくためには在宅医療にシフトしていく必要があった」と、戸金隆三理事長・院長は語る。  ・・・もっと見る


2008/04/11

外国人職員の採用と育成 仕事への熱心で真摯な姿勢が「医療の質の向上」に寄与

医療法人永生会 永生病院(東京都八王子市) 院長 飯田 達能氏・看護部長 宮澤 美代子

東京都八王子市の医療法人永生会永生病院(飯田達能院長、667床)は、2005年からフィリピン人職員を採用し、現在まで4人が介護補助・リハビリ支援業務等に就業している。経済のグローバル化が進むなかで「外国人労働力」の導入は国の施策にも盛り込まれ始めたが、同院は単なる"労働力"ではなく、医療の「質」の面から外国人職員の真摯な職務姿勢を評価し、日本語学習の支援等も含めた長期的な人材育成を図っている。  ・・・もっと見る



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