病院経営CaseStudy

全 215 件
|<<最初  <前の10件    
2007/01/12

関西初の新築オール電化病院 ソフト・ハード両面から大幅なコストダウン

医療法人厚生会 共立病院(大阪市平野区) 常務理事 田中亮

医療法人厚生会共立病院は、新設物件で関西初となる「オール電化病院」だ。オープンから1年以上を経た今も視察見学が絶えない。「コストを抑えるのが導入の前提でした。しかし目指すところは地域を守る医療機関としての選択です」と語るのは、導入の中心となった常務理事の田中亮氏だ。厨房・給湯・空調などを全て電気方式で統一したという「システム」だけに留まらない同院の取り組みを紹介する。  ・・・もっと見る


2006/12/22

公設民営で黒字転換 制度導入で経営は改善しない 的確な対応策の見極めが重要

医療法人財団新大江病院 国民健康保険新大江病院(京都府福知山市)

赤字体質が長年続く大江町立大江病院は、累積赤字が膨らみつつも、大江町・一般会計からの、年間1億円を超える補填が支えてきた。だが、平成の大合併で状況は一変、合併先となる福知山市に継承を拒否され、窮地に立たされることとなる。存続への道を模索し、行き着いたのは指定管理者制度だ。運営法人を元職員で設立し、2005年4月から「新大江病院」をスタートさせ、手探りの中、初年度を黒字で飾ることに成功した。  ・・・もっと見る


2006/11/10

【在宅医療】逆境を糧に“即断即決”で介護福祉事業を積極展開

医療法人地塩会 香美会 理事長 南国中央病院 院長 山本浩志

高知県は人口10万人対病院数、病床数共に全国第一位の激戦区。特に高知県中部の「中央2次医療圏」は病床充足率が140%を越える、顕著な過剰病床地域となっている。同医療圏に属する南国中央病院(99床)は、昭和60年の診療所開設以来、山本浩志院長のリーダーシップの元に南国市周辺に同病院を核とした地域完結型の医療・福祉ネットワークを構築。21年の間に介護・福祉施設等関連施設も含めると、1057床にも及ぶ医療・福祉グループへと発展してきた。その成長過程において、病床削減の知事勧告や県医師会との諍い、さらには県行政との裁判等、様々な逆境をも跳ね返してきた山本院長に、その経営哲学を聞いた。  ・・・もっと見る


2006/10/13

医療も経営も原点は同じ 人と人のつながりを大切にしたい

医療法人錦秀会 理事長 籔本雅巳

がん検診の切り札と期待されるPET。大阪府内では10以上の医療機関が導入し、受診者の囲い込み競争が激化している。これまで進出の少なかった南大阪地域でも、近畿大学附属病院に続き、医療法人錦秀会(大阪市住吉区)がPETを稼動させた。慢性期医療を主体とした同法人の参入に関して、「新機軸への第一歩」と語る籔本雅巳理事長に胸中を尋ねた。  ・・・もっと見る


2006/10/03

激戦区の中、回復期リハに転換することで成功を収めた中小病院の代表格

医療法人歓喜会 辻外科病院   院長 辻卓司

過剰率54.3%という全国でも有数のオーバーベッド地域である大阪市。中でも、市内東部を南北に貫く主要幹線、上町筋沿いでは、高次医療を行う中核病院が立ち並び、車で10分程度の範囲内に、大阪赤十字病院や国立病院機構大阪医療センターなど、大阪を代表する医療機関・約6000床がひしめき合っている。天王寺区の辻外科病院は、この激戦区の中、回復期リハに転換することで成功を収めた中小病院の代表格だ。  ・・・もっと見る

|<<最初  <前の10件    


ページトップへ戻る