調剤薬局最前線
新オレンジプランと地域の認知症ケアにおける調剤薬局の役割(上)
今年1月に政府は「認知症施策推進総合戦略」(新オレンジプラン)を決定しました。 ・・・もっと見る
「地域密着型」調剤薬局の条件
調剤薬局に関しても、近年、医療機関と同様に“地域密着”というキーワードが使われるようになりました。「地域密着型」の示す意味は極めて漠然としていますが、これまで中核的な大病院を受診した患者さんは、大病院の「門前薬局」で薬を処方されることに慣れ親しんで来たわけです。 ・・・もっと見る
かかりつけ薬局の時代~主治医から選ばれる薬局になるために(下)
前回に紹介させて頂いた「病院敷地内の調剤薬局の設置規制」に関して、このほど政府の規制改革会議で第三次の規制改革案がまとめられ、安倍首相に答申がなされました。 ・・・もっと見る
かかりつけ薬局の時代~主治医から選ばれる薬局になるために(上)
5月22日に掲載された複数の新聞報道等によると、政府の規制改革会議の健康・医療ワーキング・グループ(WG)は21日の会合で、「かかりつけ薬局の普及を進める方針」を打ち出したとしています。 ・・・もっと見る
残薬管理の仕組みづくり
筆者は2014年6月に認知症で「要介護5」の母を特別養護老人ホームに入所させるまでは、数年間に亘り仕事を継続しながら「在宅」での単身介護を余儀なくされました。認知症の在宅介護で一番苦労したのは、服薬アドヒアランスの顕著な低下です。 ・・・もっと見る
何やらかみ合わない「門内薬局」の議論
「門前薬局」ならぬ「門内薬局」に関する議論が現在、政府の規制改革会議で行われている。門内薬局とは要するに病院内の調剤薬局のこと。改革会議側は「病院内に調剤薬局を置けない規制は、患者に不利益をもたらす」として、規制緩和を求めている。 ・・・もっと見る
国土交通省の「スマートウェルネス住宅」事業や、コンパクトシティ構想における調剤薬局の役割
国が進める地域包括ケア・システムに関して厚生労働省は、5つの視点を打ち出しており、その一つとして「高齢期になっても住み続けることのできるバリアフリーの高齢者住まいの整備」が謳われています。 ・・・もっと見る
地域包括ケアシステムの中での“陣取り合戦”は既に始まっている!
他業種参入で競争激化
コンビニエンス・ストア大手のローソンが、2015年から「高齢者や居宅介護者を支援する」コンビニを出店し、昼間はケア・マネジャーが常駐して生活支援の助言や介護に必要なサービス、施設紹介等を行っていくとの報道がありました。 ・・・もっと見る
特定6疾患、特に糖尿病患者の自動車運転に注意を!
大阪・心斎橋の御堂筋で、低血糖状態で運転して3人に重軽傷を負わせたとして、会社員が自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で逮捕されました。これは「自動車運転死傷処罰法」の危険運転致死傷を適用された初めてのケースとなります。 ・・・もっと見る
地域包括ケアシステムの中の保険薬局の機能
認知症高齢者の支援は不可欠
全国で整備が進められつつある「地域包括ケアシステム」の中で、重要な役割を果たそうとする調剤薬局が徐々に増えてきました。地域包括ケアとは、概ね中学校区の規模の地域を想定した、地域をベースにしたケアのシステムを構築する試みです。 ・・・もっと見る