調剤薬局最前線
地域貢献のために調剤薬局でも出来ること(3)
~薬局のオヤジ頑張る!「小・中学校生を対象にした認知症サポーター養成講座を開催(下)
薬剤師で「街かど薬局」の社長Mさん(65歳)は、地元で世代の近い3人の名士達と共に「認知症サポーターキャラバン」を発足させ、高齢化が顕著に進む地域で、「認知症の人が長く健やかに暮らし続けられるコミュニティづくり」に向けて、本格的に取り組むこととなりました。 ・・・もっと見る
地域貢献のために調剤薬局でも出来ること(2)
~薬局のオヤジ頑張る!「認知症サポーター指導者」として地域で活躍(上)
Mさんは市薬剤師会の副会長を務め、地元の名士でもあります。この地域は後期高齢化率が30%を超え、近年地域住民の中に認知症の人が増加してきました。2015年に策定された「新オレンジプラン」では、「認知症の人の意思が尊重され、出来る限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく、暮らし続けることが出来る社会の実現を目指す」としています。 ・・・もっと見る
地域貢献のために調剤薬局でも出来ること(1)
要介護高齢者のお餅のレシピ
お正月が明けた1月9日の日曜日。肌寒い日の午後、関西の都市部・郊外に在る特別養護老人ホーム「幸福苑」(仮称)の大食堂では、地域のボランティアが多数参加して、毎年、恒例の餅つき大会が開かれています。 ・・・もっと見る
続・「セルフメディケーション税制」導入と調剤薬局の戦略
スイッチOTC導入拡大を目指す税制改正
2017年1月から制度がスタートすると言うのに、もう一つ、国民の関心が高まらない「セルフメディケーション税制」。先日、民放の某ワイドショーを観ていると、街頭インタビューで殆どの人が同税制について知らないとの調査結果が示されていました。 ・・・もっと見る
「セルフメディケーション税制」導入と調剤薬局の戦略
~スイッチOTC導入拡大を目指す税制改正
課税所得400万円の人が年間2万円のスイッチOTCを購入した場合に、「2万円-1万2千円」=8千円の医療費控除の恩恵を受ける。 ・・・もっと見る
調剤薬局の戦略的広報
~ブランド戦略としての薬局のネーミング
診療所は他院との差別化を図るべく、新規開業時に固定観念に捉われない独創的な名称を付ける医療施設が増えてきました。一方、調剤薬局に転じると、薬局のネーミングは極めて平凡で抽象的です。 ・・・もっと見る
認知症の人たちを支える調剤薬局の活動(3)
男性介護者の「仕事との両立」を支援
前回に引き続き、認知症の方々を支援する「まごころ薬局」純子さん(33歳)〔何れも仮名〕の活動をご紹介します。 ・・・もっと見る
認知症の人たちを支える調剤薬局の活動(2)
「かかりつけ」医師・薬剤師の存在が認知症支援の大きな助けに!
地域で認知症サポーターキャラバンの一員となり、認知症カフェの開設に尽力した「まごころ薬局」副薬局長の純子さん(仮名)のところへ、ある二人暮らしのご夫婦が訪れたのは昨年10月のことでした。 ・・・もっと見る
認知症の人たちを支える調剤薬局の活動(1)
いつも心に太陽を!
「まごころ薬局」(仮名)は、下町に根づいたアットホームな薬局ですが、急増する認知症の方へのケアが重要になると考えて、3年程前から薬局近くの小さな空き店舗を借りて認知症カフェを開設。ボランティアの協力を得て、地域の認知症の人たちの支援に取り組んできました。今回から3~4回に分けて、「まごころ薬局」を訪れる認知症の人たちのエピソードや、認知症の人への服薬ケア等の実践活動をご紹介します。 ・・・もっと見る
「かかりつけ薬剤師」制度化の議論と診療報酬(3)
「かかりつけ」薬剤師が持つべき高度薬学管理機能とは?
「かかりつけ薬局として選択する場合もあると考える」との文言は、何を意味するのでしょうか?要するに、高度で専門的な機能を有する薬局であっても、患者が選択すれば「かかりつけ」薬局として認めるとの意味と受け取れます。 ・・・もっと見る