今週の1問1答
高齢者の定義見直しを学会が提言、制度はどう変わる?
日本老年学会と日本老年医学会は1月5日に、高齢者の定義を現在の「65歳以上」から「75歳以上」とし、65~74歳を「准高齢者」、90歳以上を「超高齢者」という形で区分すべきであるとの提言を行いました。両学会では、... ・・・もっと見る
指定難病に罹患した患者すべてに医療費助成が行われる?
医療費助成の対象となる「指定難病」が4月から新たに24疾患増える見込みです。指定難病の対象疾病について議論している厚生科学審議会・疾病対策部会の「指定難病検討委員会」は昨年12月12日、先天異常症候群や先天... ・・・もっと見る
薬価の毎年改定決まる、詳細は今後、中医協などで議論
薬価の毎年改定方針が、12月20日の4大臣会合(塩崎厚労相、麻生財相、菅内閣官房長官、石原内閣府特命相)で決定しました。薬価については現在、2年に一度「市場実勢価格」の調査(薬価調査)を行い、薬価との乖離が... ・・・もっと見る
アレルギー疾患対策、科学的知見に基づく情報提供と治療が重要
アトピー性皮膚炎や気管支喘息などのアレルギー疾患対策を推進するために、厚生労働省の検討会が「基本指針」をまとめました。平成26年には、アレルギー対策基本法が議員立法として成立・公布されています。厚労省は... ・・・もっと見る
薬価は毎年改定される?
安倍首相の指示を受け、年内に薬価制度の抜本改革に向けた基本方針を策定することになりました。超高額薬剤の相次ぐ出現が、医療費高騰の大きな要因の1つになっていることを受けたものです。11月25日の経済財政諮問... ・・・もっと見る
審査支払基準の統一に向けて、どう動く?
医療機関が請求したレセプトについては、社会保険診療報酬支払基金(支払基金)や国民健康保険団体連合会(国保連)で審査が行われます。この審査について「組織間で差がある」「地域間で差がある」と古くから指摘さ... ・・・もっと見る
オプジーボの薬価を半分に引き下げ、医療機関からの請求金額の変更はいつから?
超高額な抗がん剤のオプジーボについて、中医協は16日に薬価を半額に引き下げることを決めました。オプジーボは、当初、希少がんであるメラノーマの治療薬として超高額な薬価(100mgで72万9849円)が設定されました... ・・・もっと見る
DPC制度、2018年度改定でどうなる?
2018年度の診療報酬改定では、DPC制度も見直されます。厚生労働省は11月9日に開催されたDPC評価分科会で、「医療機関群(基礎係数)」「調整係数」「機能評価係数II」について、今年度内に見直しの方向性を議論し、... ・・・もっと見る
民間医療機関も、都道府県から「機能転換」命令がなされる?
医療制度改革に向けた議論が進んでいます。社会保障費が国の財政を圧迫しているとされる中、効率的な医療保険制度・医療提供体制の構築を目指すものです。医療保険については、高額療養費制度などについて「世代間・... ・・・もっと見る
介護療養からの転換先、一般病床からの転換は可能なのか?
介護療養病床などからの新たな転換先の議論が佳境を迎えつつあります。10月26日に開催された、社会保障審議会の「療養病床の在り方等に関する特別部会」では、厚生労働省から具体的な叩き台が示されました。それによ... ・・・もっと見る