病院経営CaseStudy
“選ばれる病院”目指して様々な改革に着手 「社会の公共財」としての病院づくりに邁進
医療法人社団恵心会 京都武田病院(京都市下京区) 院長 武田敏也
「京都・乙訓医療圏」は、京都府下全域の約7割に当たる119病院が集中する超激戦区。既存病床数が基準病床数を4288床上回り(2005年8月現在)、府下の二次医療圏において、唯一の病床過剰地域となっている。医療法人... ・・・もっと見る
「病気と闘うミニ戦艦」として高度急性期医療を展開
医療法人岡村一心堂病院(岡山市) 理事長 岡村一博
「より良い医療を地域の人々に」を基本理念に、岡山市西大寺に1988年開院した岡村一心堂病院(岡村一博理事長・152床)。97年に中国地方で初の日本医療機能評価機構の認定病院となり、病院に「電脳部」を設置し自ら... ・・・もっと見る
【武田病院グループ】最新の設備と療養環境を揃えた 新病院がリニューアルオープン
武田病院グループ 宇治武田病院(京都府宇治市) 放射線治療センター長 岡部春海
京都府南部において急性期から回復期を中心に、地域に密着した医療を展開している宇治武田病院(177床)。同院は2007年4月、「医療の質」および「患者サービスの向上」をめざし、隣接地への新築移転を行った。新病院... ・・・もっと見る
「入院機能に特化した都市型病院」を理想の病院像として、グループ病院全体で病棟の再編・機能の見直しを図る
医療法人協和会(兵庫県川西市) 理事長 木曽賢造
1980年、木曽賢造氏を中心に大阪大学医学部卒業の同窓医師5人が集まり、兵庫県川西市に199床(当時)の協立病院を開設した。自己資金はほとんどなく、5人のわずかな資産を担保にした銀行借入に頼ってのスタートであ... ・・・もっと見る
“和のなごみ”の風情を取り入れ 心安らぐ療養空間を創出
財団法人仁風会 嵯峨野病院(京都市右京区) 理事長 清水紘
財団法人仁風会嵯峨野病院(清水紘理事長)は、全床介護療養型の病院として、京都府内で初めて「病院機能評価」を取得。清水紘理事長が"自分自身が入りたくなる病院"を目標に院内環境を整備し、京都の風情を生かした... ・・・もっと見る
安心して暮らせる街づくりに向け 地域で不足する高齢者医療の充実を目指す
医療法人良善会 ひかり病院(滋賀県大津市) 理事・事務局長 清水良雄
医療療養病床のほか、デイケアサービス、訪問看護、訪問介護など、一体的なデイケアサービスを提供する医療法人良善会ひかり病院。2006年12月には、90床を増床し、170床全てを医療療養病床とする新施設に移転した。... ・・・もっと見る
関西初の新築オール電化病院 ソフト・ハード両面から大幅なコストダウン
医療法人厚生会 共立病院(大阪市平野区) 常務理事 田中亮
医療法人厚生会共立病院は、新設物件で関西初となる“オール電化病院”だ。オープンから1年以上たったいまも視察見学が絶えない。「コストを抑えるのが導入の前提でした。しかし目指すところは地域を守る医療機関とし... ・・・もっと見る
公設民営で黒字転換 制度導入で経営は改善しない 的確な対応策の見極めが重要
医療法人財団新大江病院 国民健康保険新大江病院(京都府福知山市)
赤字体質が長年続く大江町立大江病院は、累積赤字が膨らみつつも、大江町・一般会計からの、年間1億円を超える補填が支えてきた。だが、平成の大合併で状況は一変、合併先となる福知山市に継承を拒否され、窮地に立... ・・・もっと見る
【在宅医療】逆境を糧に“即断即決”で介護福祉事業を積極展開
医療法人地塩会 香美会 理事長 南国中央病院 院長 山本浩志
高知県は人口10万人対病院数、病床数共に全国第一位の激戦区。特に高知県中部の「中央2次医療圏」は病床充足率が140%を越える、顕著な過剰病床地域となっている。同医療圏に属する南国中央病院(99床)は、1985年の... ・・・もっと見る
医療も経営も原点は同じ 人と人のつながりを大切にしたい
医療法人錦秀会 理事長 籔本雅巳
がん検診の切り札と期待されるPET(Positron Emission Tomography 陽電子放射断層撮影法)。大阪府内では10以上の医療機関が導入し、受診者の囲い込み競争が激化している。これまで進出の少なかった南大阪地域でも... ・・・もっと見る