調剤薬局最前線
調剤薬局の新しい業態開発の時代に(1)
これまで調剤薬局はマンツーマン薬局や門前薬局と呼ばれたように、医療機関のマーケティングに依存してきました。要するに医療機関の患者が増加すると処方せん枚数が増え、逆に患者が減少すると処方せん枚数が減ると... ・・・もっと見る
2014年診療報酬改定(4)
強まる大病院の外来・門前薬局包囲網
2年前の診療報酬改定では、「紹介率40%未満で逆紹介率30%未満」の特定機能病院や500床以上の地域医療支援病院に対して、紹介状なしの患者の初診料と、他の医療機関を紹介したにも関わらず当該病院を受診した場合の... ・・・もっと見る
2014年診療報酬改定(3) 病院の「薬剤師外来」開設への追い風となった診療報酬改定
薬薬連携でがん患者さんの不安を軽減
前回の記事で、「がん患者カウンセリング料」(500点)が、がん患者指導管理料として再編され、薬剤師が「抗悪性腫瘍剤の投薬、または注射の必要性等について文書による説明を行った場合に200点」の算定が可能になっ... ・・・もっと見る
2014年診療報酬改定(2) 医療機関における薬剤師のがん患者カウンセリングを新たに評価(がん患者指導管理料)
中医協ではこれまで、「主治医機能」創設の議論の中で正確に重複投与等のチェックが行えるように、「医師と薬剤師」の連携強化のあり方が検討されてきました。「地域包括診療料」算定の要件として“24時間開局薬局”と... ・・・もっと見る
2014年診療報酬改定(1) アベノミクス下の調剤報酬改定は社会主義?
大型門前薬局は24時間対応が不可欠の時代に
2014年・診療報酬改定の内容が明らかになりました。大規模な高度急性期病院の外来受診抑制策が次々に進められ保険薬局が厳しい経営環境に置かれる中、大規模病院の門前薬局に対しては、幾つかの点で“縛り”が強化され... ・・・もっと見る
中医協での議論の意図するもの
顕著に妥結率の低い調剤薬局・医療機関にペナルティ?
2014年診療報酬改定は全体で+0.1%、ただ消費増税損税の補てん分を含まなければ-1.26%と、実質的にはマイナス改定の厳しい結果となりました。調剤部分は+0.22%ですが、消費税補てん分が入っているので、プラス... ・・・もっと見る
地域包括ケアの中で活躍可能な薬局を目指して
来年4月に実施される2014年診療報酬改定の概要が、徐々に明らかになりつつあります。次期改定については消費税率8%の引き上げに伴い、医療機関等に実質的な負担が生じないように、消費税対応分として+1.36%を確保... ・・・もっと見る
産業競争力会議・薬のネット販売「解禁」の議論
11月12日に薬事法改正案が閣議決定されました。処方箋の必要ない一般用医薬品・約1万1千品目のうち、99.8%はインターネット販売が解禁されるものの、劇薬指定の5品目はネット販売を一切禁止。『ロキソニンS』や『リ... ・・・もっと見る
薬局薬剤師のチーム医療への参画
前回では病棟薬剤師のチーム医療について書きましたが、今回は調剤薬局薬剤師がどのような形で、チーム医療に参画しているのかを、実例を交えてご紹介しましょう。9月中旬に筆者は、京都市伏見区の医師会主催による... ・・・もっと見る
薬剤師チーム医療の陥穽
平成24年の診療報酬改定で、「病棟薬剤業務実施加算」(週1回・100点)が新設されてから、中核的な大規模病院を中心に、病棟薬剤業務が推進されるようになりました。チーム医療に関してはICT(感染制御チーム)や... ・・・もっと見る