調剤薬局最前線
「セルフメディケーション税制」導入と調剤薬局の戦略
~スイッチOTC導入拡大を目指す税制改正
スイッチOTC導入拡大を目指す税制改正平成29年1月から導入される「セルフメディケーション税制」(以下、同税制)とは具体的には、医療費控除の特例であり、「健康の維持増進及び疾病への予防」に取り組む国民が、平... ・・・もっと見る
調剤薬局の戦略的広報
~ブランド戦略としての薬局のネーミング
医療機関と比較し平凡な調剤薬局のネーミング診療所は他院との差別化を図るべく、新規開業時に固定観念に捉われない独創的な名称を付ける(ネーミング)医療施設が増えてきました。「名は体を表す」と言うように、名... ・・・もっと見る
認知症の人たちを支える調剤薬局の活動(3)
男性介護者の「仕事との両立」を支援
認知症の父を抱えて妻と離婚したUさん前回に引き続き、認知症の方々を支援する「まごころ薬局」純子さん(33歳)〔何れも仮名〕の活動をご紹介します。Uさん(57歳)が「まごころ薬局」を訪れたのは約1年前のこと... ・・・もっと見る
認知症の人たちを支える調剤薬局の活動(2)
「かかりつけ」医師・薬剤師の存在が認知症支援の大きな助けに!
■「要支援サービス」が受けられず苦労する老夫婦地域で認知症サポーターキャラバンの一員となり、認知症カフェの開設に尽力した「まごころ薬局」副薬局長の純子さん(仮名)のところへ、ある二人暮らしのご夫婦が訪... ・・・もっと見る
認知症の人たちを支える調剤薬局の活動(1)
いつも心に太陽を!
■薬局薬剤師が認知症サポーターキャラバンを立ち上げ都市部に在る「しあわせ薬局グループ」(仮名)は県内に5店舗を運営する「地域密着型」小規模調剤薬局グループ。同グループでは「現場最優先主義」の考え方から、... ・・・もっと見る
「かかりつけ薬剤師」制度化の議論と診療報酬(3)
「かかりつけ」薬剤師が持つべき高度薬学管理機能とは?
抽象的な表現が目立つ高度専門薬局の扱い前回でもご紹介した『患者のための薬局ビジョン』では、「かかりつけ」薬局が有すべき「高度薬学管理機能」について、約1ページ分のみ言及されています。そこでは、「かかり... ・・・もっと見る
「かかりつけ薬剤師」制度化の議論と診療報酬(2)
35年には大規模門前薬局を解体/「地域分散型」サテライト薬局に再編
前回ご紹介した「患者のための薬局ビジョン」では、後半には「保健医療2035提言書」(2015年6月)に基づき、2025年の10年後に当たる2035年に向けての調剤薬局のあるべき姿が示されています。近未来の薬局に言及した... ・・・もっと見る
「かかりつけ薬剤師」制度化の議論と診療報酬(1)
「かかりつけ薬剤師」の推進は“省庁横断”的な国家戦略?
「かかりつけ薬剤師」制度化のターニング・ポイントとなったのは、平成27年10月23日に厚生労働省が発表した「患者のための薬局ビジョン」です。同ビジョンは同年5月26日の経済財政諮問会議において、厚生労働大臣か... ・・・もっと見る
2016年度診療報酬改定解説レポート
特別養護老人ホームでの訪問薬剤師サポートの意義
昨年(平成27年)介護報酬改定後の経営的な影響についてある特別養護老人ホーム(以下、特養ホームに略)の看護師長は「福祉の仕事に興味を持って下さるベテラン看護師は少なくないのだけれど、実際に入職すると長続... ・・・もっと見る
2016年診療報酬改定を考える(後編)
「かかりつけ」機能を強化する
今回の診療報酬改定で「かかりつけ」薬剤師・薬局の導入が行われます。一方で、いわゆる門前薬局を抑制する方向が明確に打ち出され、基本調剤料の「適正化」などがはっきりしました。調剤業務が重要であることに変わ... ・・・もっと見る