【26年度改定】長期収載品の段階的薬価引き下げ、適用時期前倒しへ
G1、G2の一本化などルール簡素化も検討 薬価専門部会
厚生労働省は10月29日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の段階的薬価引き下げについて、現行ルールを整理・簡素化するとともに、後発医薬品の上市から10年後とされているG1、G2の適用時期を前倒しすることなどを提案した。全体的な方向性に異論は出ておらず、2026年度の薬価制度改革メニューに盛り込まれる可能性が高い。 ・・・もっと見る
【NEWS】長期収載品の患者負担引き上げを提案 医療保険部会で厚労省
後発医薬品との価格差全額の負担求める意見も
社会保障審議会・医療保険部会は11月6日、薬剤給付のあり方について議論した。選定療養対象である患者希望の長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の使用では、厚生労働省が現行は先発医薬品と後発医薬品の価格差の4分の1相当とされている患者負担の引き上げを論点として提示した。 ・・・もっと見る
[医療提供体制] 業務効率化に向け模索、必要なのは「病院DX」 社保審部会
社会保障審議会 医療部会(第120回 10/27)《厚生労働省》
厚生労働省は10月27日に社会保障審議会医療部会を開き、医療機関の業務効率化・職場環境改善の推進について事務局が論点を示し議論した。 ・・・もっと見る
[介護] 中山間・人口減少地域の訪問介護、包括的評価実施へスケジュール案
社会保障審議会 介護保険部会(第128回 11/10)《厚生労働省》
社会保障審議会・介護保険部会が10日に開催され、厚生労働省は、これまで同部会で議論した「人口減少・サービス需要の変化に応じたサービス提供体制」に関する各論点について整理を行い、その方向性を提示した。 ・・・もっと見る
[診療報酬] 短期滞在手術等基本料、入院と外来の点数差を縮小する方向へ
中央社会保険医療協議会 総会(第625回 11/7)《厚生労働省》
中央社会保険医療協議会・総会は7日、2026年度診療報酬改定に向け個別事項として「入院から外来への移行」について議論を行った。 ・・・もっと見る
救急搬送件数等の算出値で該当割合に加算
B項目に入院後一定の要素、測定時期や頻度を検討
A・C項目に内科的処置等を追加し、救急搬送件数等に着目して該当患者割合も加算する―。一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」において内科系症例の評価が不十分であることへの対応案 が具体化されている。病棟全体の負荷を適切に評価する内容だ。 ・・・もっと見る
Q.医療用医薬品の「供給停止」、「限定出荷」品目の直近の実態と、それに至った理由とは?
私は2県にまたがる5店舗の薬局を経営する企業で、各薬局の運営を統括する立場にあります。3年前までは1店舗の薬局長を務めていました。薬局現場にいた頃から深刻化していたジェネリック医薬品の供給不足は現在も継続しています。 ・・・もっと見る
【NEWS】次期改定は診療所の評価適正化が不可欠 財政審で財務省
かかりつけ医の1号機能を持たない施設の「初・再診料」減算などを提言
財務省は11月5日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)・財政制度分科会に提出した資料で、2026年度の診療報酬改定では病院を重点的に支援する一方、診療所の評価を適正化することを提言。 ・・・もっと見る
[医療提供体制] 医療事故調査制度、報告書案概ね了承 厚労省
医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会(第5回 10/29)《厚生労働省》
厚生労働省は10月29日に「医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会」を開き、報告書案を提示した。 ・・・もっと見る
[医療提供体制] 財政審の社会保障改革、「極めて遺憾」日医・松本会長
日本医師会 定例記者会見(11/6)《日本医師会》
日本医師会の松本吉郎会長は6日の記者会見で、5日の財政制度等審議会財政制度分科会(以下、財政審)での「社会保障」に関する議論について、医療・介護分野の賃上げが他産業に追いつかず、人材流出や経営悪化による体制維持の危機が現実味を帯びていると指摘し、「財政審の議論には現場の危機感が欠けており、極めて遺憾」と強く抗議した。 ・・・もっと見る
