【24年度診療報酬改定】先駆加算に準じた加算の新設を提案 薬価専門部会で厚労省
有用性系加算等の評価項目も見直しへ
厚生労働省は11月10日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に、新薬の薬価算定におけるイノベーションの評価として、現行の先駆加算に準じた加算評価を新設することや、有用性系加算等の加算率を算定する際の評価項目を追加することなどを提案した。 ・・・もっと見る
Q. 次期改定で「外来腫瘍化学療法診療料」の見直しが行われるかもしれないと聞きました。具体的な内容を教えてください
地域の基幹病院であり、「急性期充実体制加算」の届出施設でもある当院では、がん患者の就労と治療の両立支援を目標に、外来での化学療法実施に力を入れています。次期診療報酬改定では、「外来腫瘍化学療法診療料」の見直しが検討課題になっていると耳にしました。具体的な内容を教えてください。 ・・・もっと見る
[医療改革] 全国統一システム運用に向け「医療機能情報提供制度」見直しへ
国民・患者に対するかかりつけ医機能をはじめとする医療情報の提供等に関する検討会 医療機能情報提供制度・医療広告等に関する分科会(第1回 11/20)《厚生労働省》
「医療機能情報提供制度」の見直しを議論する厚生労働省の分科会が20日、初会合を開き、全国統一システムの運用に2024年4月から切り替わるのに先立ち情報提供の実施要領の見直し案を大筋で了承した。 ・・・もっと見る
[診療報酬] 技術評価の対象は760件、24年度診療報酬改定 中医協分科会
中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
厚生労働省は20日、関係学会などから提案があった858件の医療技術のうち、2024年度の診療報酬改定に向けて760件について評価を行うことを中央社会保険医療協議会・医療技術評価分科会で提案した。 ・・・もっと見る
[診療報酬] 財政審建議、診療所の報酬単価5.5%引き下げ提言 診療報酬本体
財政制度等審議会 財政制度等分科会 令和6年度予算の編成等に関する建議(11/20)《財務省》
診療所の経営状況が「極めて良好」だとして、2024年度の診療報酬改定は診療所への報酬単価を5.5%引き下げるなど本体をマイナス改定にするべきだとする提言を財政制度等審議会が20日、まとめた(資料1参照)。 ・・・もっと見る
【NEWS】見込み病床数と病床必要量の差異の実態把握へ 地域医療構想等WG
年内を目途に都道府県を対象に調査を実施
厚生労働省の「地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ(WG)」は11月9日、2025年の医療機能別病床数について、病床機能報告上の見込み数と地域医療構想で推計した必要量に差異があることを踏まえ、年内を目途に実態把握のための調査を実施することを決めた。 ・・・もっと見る
病院薬剤師確保に向け積極的な啓発・広報の必要性強調
日病薬地方連絡協議会 員数確保への危機感共有
日本病院薬剤師会(武田泰生会長)はこのほど2023年度地方連絡協議会を開催し、薬剤師確保に向けた情報・意見交換を行った。各県病薬会長からは行政を含め関係団体を議論に巻き込むことの重要性、公的検討会において、議論のたたき台を作る段階から積極的に病薬が関わっていく必要性が指摘されたほか、人員不足から定年後の再雇用によって員数確保している状況も指摘されるなど危機感が共有された。 ・・・もっと見る
Q.処方せん使用期間「4日間」ルール、薬局として有効期間を過ぎた処方せんの持参を防止するために可能なこととは?
私は地方都市の薬局で薬局長を務めている者です。最近、気になるのは毎月、数十件、処方せんの使用期間を過ぎてから患者が来局する事案が頻発していることです。療養担当規則では「処方せんの使用期間は交付の日を含めて4日間です。 ・・・もっと見る
[医薬品] 後発薬の安定供給、企業貢献度を9項目の指標で評価 中医協部会
中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第215回 11/17)《厚生労働省》
厚生労働省は17日、品質が確保された後発医薬品を安定的に供給できる企業が市場で評価されて結果的に優位となる新たな仕組みの具体案を中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に示した。 ・・・もっと見る
[診療報酬] 新たに保険適用の不妊治療医療費、22年度総額895億5,622万6千円
中央社会保険医療協議会 総会(第565回 11/17)《厚生労働省》
2022年4月に新たに保険適用となった不妊治療について、厚生労働省は17日、関連の医療費が同年度で総額895億5,622万6,000円、レセプト件数は計125万4,422件に上ったことを中央社会保険医療協議会・総会に報告した。 ・・・もっと見る
