【26年度改定】次期薬価改定に向けた課題や議論の進め方を了承 薬価専門部会
日薬の委員は逆ざやの実態把握と対応を要望
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は6月25日、2026年度の薬価改定に向けた主な課題や議論の進め方の案を了承した。24年度の通常改定及び25年度の中間年改定の骨子や骨太の方針2025の内容を踏まえ、▽これまでの薬価制度改革の検証▽イノベーションの適切な評価▽医薬品の安定供給の確保▽診療報酬改定がない年(中間年)の薬価改定▽高額医薬品(感染症治療薬、認知症薬)における薬価算定方法▽物価・賃金上昇への対応▽関係業界や薬価算定組織からの提起事項―などについて、関係業界からのヒアリングも交えながら検討を進める。次期薬価改定の骨子とりまとめは年末となる見通し。 ・・・もっと見る
[診療報酬] 社会医療診療行為別統計、医科入院1件当たり点数前回比1.3%増
令和6年社会医療診療行為別統計の概況(6/25)《厚生労働省》
厚生労働省は25日、「2024年社会医療診療行為別統計」の結果を公表した。 ・・・もっと見る
[社会福祉] 社会福祉法人、10年未満の財産転用でも補助金返納不要に
「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(第8回 6/23)《厚生労働省》
「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会が23日に開かれ、厚生労働省は、社会福祉法人が国庫補助により取得した財産を10年未満で転用した場合でも一定の条件を満たせば国庫返納を不要とすることを検討する案を示した。 ・・・もっと見る
[診療報酬] 26年度改定、「急性期機能の維持・確保」など4つの課題 中医協
中央社会保険医療協議会 総会(第610回 6/25)《厚生労働省》
中央社会保険医療協議会は25日、2026年度の診療報酬改定に向けて医療提供体制の整備に関する議論を始めた。 ・・・もっと見る
【26年度改定】今後の医療提供体制を踏まえた改定の方向性を議論 中医協・総会
診療側は所在地や機能を問わず経営が成り立つ柔軟な仕組みの検討を要望
中央社会保険医療協議会・総会は6月25日、医療提供体制の現状や将来見通しを踏まえた2026年度診療報酬改定の方向性について意見を交わした。支払側は急性期入院医療の集約化をはじめとする医療機関機能の分化などを通じ、医療資源の配分最適化や医療提供体制の効率化を図るべきだと主張した。診療側は人口動向や医療需要には地域差があると強調。診療報酬は現行の全国一律の評価を前提としつつも、医療機関が自院の機能などについてどのような選択をしても経営が成り立つような柔軟な仕組みの検討を求めた。 ・・・もっと見る
カスハラに対する正当な調剤拒否事例の明確化検討
日薬 対応事例調査踏まえ厚労省と適切な対応を協議
日本薬剤師会は6月19日に開いた定例会見で、カスタマーハラスメント発生時の対応事例調査の結果を明らかにした。カスハラが深刻な社会問題化するなか、薬剤師には処方箋の応需義務が課されているため、実態を明らかにした上で厚生労働省と協議して適切な対応を求めていく構えにある。 ・・・もっと見る
「有床診療所」機能
医療法人社団芳尚会 吉成医院(茨城県久慈郡)
現在、日本の医療機関では病床の「機能分化」が進められていますが、その内容を知る人はまだ多くないでしょう。そこで本連載では、それぞれの機能を持つ病院への取材を通して、各機能(役割)の内容・特徴と課題を解説します。最終回は「有床診療所」機能についてです。 ・・・もっと見る
[診療報酬] 「かかりつけ医機能」の診療報酬見直しへ 中医協分科会
中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第4回 6/19)《厚生労働省》
中央社会保険医療協議会「入院・外来医療等の調査・評価分科会」は19日、2026年度の診療報酬改定に向けて外来医療の議論を始めた。 ・・・もっと見る
[医療提供体制] 骨太方針の着実な実行を求める、社保審部会で意見相次ぐ
社会保障審議会 医療保険部会(第195回 6/19)《厚生労働省》
厚生労働省は19日、社会保障費の伸びを高齢化の範囲に収める財政フレームを見直し、経済・物価動向なども考慮する方針を盛り込んだ「骨太方針2025」の閣議決定を社会保障審議会の医療保険部会に報告した。 ・・・もっと見る
[診療報酬] 骨太方針2025踏まえ、「予断許さない」日病協・望月議長
日本病院団体協議会 記者会見(6/20)《日本病院団体協議会》
日本病院団体協議会の望月泉議長(全国自治体病院協議会会長)は20日の記者会見で、社会保障費の伸びに「経済・物価動向等」の相当分を加算する対応が骨太方針2025に明記されたことを受け、そのための財源を確保し、診療報酬に反映されるまでは「予断を許さない」と述べた。 ・・・もっと見る
