クリニック経営Q&A
Q.今後、実現の可能性がある「かかりつけ医機能支援病院・診療所」(仮称)の内容とは?
総合診療医の私は東北地方の中心都市で長年にわたり「かかりつけ医」の役割を果たしてきたと自負しています。厚生労働省では診療報酬改定後の今年の春以降、「かかりつけ医」機能に係る議論が活発に行われてきた印象です。 ・・・もっと見る
Q. かかりつけ医機能報告の対象施設や報告項目はどのような内容になりますか?
2025年度から始まる、かかりつけ医機能報告について教えてください。報告対象医療機関は診療科や施設の種類などである程度限定されるのでしょうか。また具体的にどのような内容の報告が求められるのでしょうか? ・・・もっと見る
Q.新たな診療科「睡眠科」の標榜について教えてください
一部報道によれば厚生労働省の現医政局長が4月の厚生労働委員会で、睡眠障害の診療を行う医療機関の標榜可能な診療科として新たに「睡眠科」を追加することを検討しているとの発言があったと聞きました。 ・・・もっと見る
Q.小規模診療所に実効性のある未収金対策は?
当院は8床の病床を運営する有床診療所で、一般内科と循環器内科、小児科を標榜し、入院は主に通院が困難な慢性疾患の高齢患者等に対応しています。3名いる常勤医のうち1名は小児科医であり、毎日100名を超える外来患者は子供からお年寄りまで多世代にわたり、地域の「かかりつけ」医療機関としての役割を果たしてきました。 ・・・もっと見る
Q. 2024年10月からの「医療DX推進体制整備加算」の見直しについて教えてください
24年度診療報酬改定で新設された「医療DX推進体制整備加算」は、10月から施設基準にマイナ保険証の利用実績要件が追加されることになっていたと記憶しています。基準値はどの程度になるのでしょうか。また、点数設定などの見直しはないのですか。 ・・・もっと見る
Q.2024年診療報酬改定における精神科診療所の通院・在宅精神療法に係る見逃せない改正ポイントとは?
私は、東北の過疎が進む地方都市・精神科診療所の事務管理責任者で、公認心理師・精神福祉士の業務も兼務し、精神科系病院を退院した患者の在宅療養・生活支援に力を注いできました。 ・・・もっと見る
Q.医療機関で長く定着してきた“糖尿病”呼称変更の提案。新呼称の名称と変更の目的は?
私は12年前に県内の郊外都市で開業した小規模・無床診療所の院長です。糖尿病専門医ではありませんが、軽傷の糖尿病や高血圧、高脂血症等の生活習慣病患者が連日、数多く受診し「かかりつけ医」としての役割を果たしています。 ・・・もっと見る
Q. 2024年10月以降に医療上必要と判断して長期収載品を処方する場合、どのような対応が求められますか?
長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の処方について質問です。選定療養化される2024年10月以降も、医師が医療上の必要性があると判断した場合は従来と変わらず保険給付の対象になると聞いていますが、それを明示する手段としてどのような対応が必要になるのでしょうか。 ・・・もっと見る
Q.政府が進める診療所版・電子カルテの開発「標準型電子カルテ」の内容とは?
最近の新聞報道で、政府が診療所向けの電子カルテの開発を進めているとの情報を知りました。当院は無床の小規模診療所で、電子カルテは未導入です。外来患者数が多いわけではなく、電子カルテを導入しなくとも何の支障もなかったのですが、国は6年後の2030年には「全ての医療機関に必要な情報を共有するための電子カルテの導入を進める方針」とのこと。 ・・・もっと見る
Q.2024年診療報酬改定における小規模診療所に影響する医療DX関連の重要な改正ポイントとは?
私は6つの異なる診療科のクリニック及び保険薬局の入るテナントビルで開業する一般内科医です。各クリニックは独立採算で運営されており、クリニック毎に温度差があるものの各専門医同士が必要に応じて連携し、グループ診療に近い形態の運営を実現しています。 ・・・もっと見る