医療ニュース
【NEWS】現役並み所得高齢者、基準設定のあり方を見直しへ 医療保険部会
現役並み後期高齢者への公費投入や負担増への配慮が課題
社会保障審議会・医療保険部会は11月13日、高齢者で窓口負担が3割になる現役並み所得の判断基準見直しや、金融所得の保険料・窓口負担への反映などについて議論した。現役並み所得の判断基準については単に賃金や物... ・・・もっと見る
【26年度改定】在支診等の24時間連絡・往診体制などを議論 中医協・総会
コールセンター等の利用事例に患者への事前説明上の課題
中央社会保険医療協議会・総会は11月12日、在宅医療について議論した。この中で在宅療養支援診療所・病院(以下、在支診等)が民間企業等に委託して24時間の連絡・往診体制要件を満たしている場合について、連絡を受... ・・・もっと見る
【NEWS】かかりつけ医機能報告の医療機関向けマニュアルを通知 厚労省
26年1月から運用がスタート、報告手順や考え方などを整理
2026年1月から運用が始まる「かかりつけ医機能報告」について、厚生労働省は具体的な報告手順や各報告事項の考え方などを整理・まとめた医療機関用マニュアルを策定し、11月4日付で各都道府県に通知した。かかりつけ... ・・・もっと見る
【26年度改定】短期滞在手術の外来・入院の点数差縮小を提案 厚労省
診療報酬による入院から外来への誘導狙う
厚生労働省は11月7日の中央社会保険医療協議会・総会に、「短期滞在手術等基本料」の対象手術について、入院で実施する必要性が乏しいにもかかわらず入院で実施した場合の評価を引き下げ、外来で実施した場合との点... ・・・もっと見る
【26年度改定】入院時の食費基準額、3年連続での引き上げを検討へ 中医協・総会
中央社会保険医療協議会・総会は11月7日、入院時の食費や光熱水費について議論した。入院時食事療養費の基準額は2024年と25年に引き上げが行われているが、その後も食材費の高騰に歯止めがかからないことから診療側... ・・・もっと見る
【26年度改定】長期収載品の段階的薬価引き下げ、適用時期前倒しへ
G1、G2の一本化などルール簡素化も検討 薬価専門部会
厚生労働省は10月29日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の段階的薬価引き下げについて、現行ルールを整理・簡素化するとともに、後発医薬品の上市から10年後とされ... ・・・もっと見る
【NEWS】長期収載品の患者負担引き上げを提案 医療保険部会で厚労省
後発医薬品との価格差全額の負担求める意見も
社会保障審議会・医療保険部会は11月6日、薬剤給付のあり方について議論した。選定療養対象である患者希望の長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の使用では、厚生労働省が現行は先発医薬品と後発医薬品の価格... ・・・もっと見る
【NEWS】次期改定は診療所の評価適正化が不可欠 財政審で財務省
かかりつけ医の1号機能を持たない施設の「初・再診料」減算などを提言
財務省は11月5日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)・財政制度分科会に提出した資料で、2026年度の診療報酬改定では病院を重点的に支援する一方、診療所の評価を適正化することを提言。かかりつけ医機能の評価... ・・・もっと見る
【26年度改定】地域包括医療病棟等の内科・外科格差是正へ 中医協・総会
ADL低下5%未満等の施設基準も緩和の方向で概ね一致
中央社会保険医療協議会・総会は11月5日、包括期入院医療について議論した。内科系疾患が多い緊急入院等の包括内出来高実績点数(=医療資源投入量)が外科系疾患の多い予定入院よりも高い問題では、地域包括医療病... ・・・もっと見る
【NEWS】災害・新興感染症発生時の対応等を急性期拠点機能の役割に位置付け
厚労省が地域医療構想等検討会に提案
厚生労働省は10月31日の「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」に、新たな地域医療構想で急性期拠点機能を担う医療機関に、高度な急性期医療の提供だけでなく、災害時や新興感染症発生時の対応なども求めてい... ・・・もっと見る
