今週の1問1答
費用対効果評価を平成28年度から試行導入、一体どんな仕組みなのか?
平成28年度の次期診療報酬改定では、医薬品や医療機器に関する「費用対効果評価」が試行導入されます。現在の医薬品・医療機器の価格が、価値(効果)に見合ったものかどうかを調べ、仮に「この効果からすると、今の... ・・・もっと見る
病棟群別の入院基本料は実現するのか?
平成28年度の次期診療報酬改定に向けて、重症度、医療・看護必要度(以下、看護必要度)の見直しに向けた議論が進んでいます。現在の看護必要度では、十分に重症患者をピックアップできていないとの反省に立ったもの... ・・・もっと見る
維持期のリハビリ、介護保険へ移行するのか?
平成28年度の診療報酬改定について議論する中医協総会が12月2日に開かれ、リハビリテーションが議題となりました。リハビリについてはさまざまな論点があります。たとえば、脳卒中患者や大腿骨頸部骨折に患者に集中... ・・・もっと見る
看護師の夜勤問題、平成28年度ではどう対応する?
平成28年度の診療報酬改定では、「看護師の月夜勤72時間制限をどうするのか」が大きなテーマになっています。病院の大きな収入源となる「入院基本料」を算定するためには、さまざまな施設基準をクリアしなければいけ... ・・・もっと見る
DPCにおける「持参薬」問題、平成28年度改定でどうなる?
平成28年度の次期診療報酬改定では、DPC制度についても見直しが行われます。11月16日に開かれた中医協の下部組織「DPC評価分科会」では、見直しの全体像が固まりました。主な項目を挙げると次のようになっています。... ・・・もっと見る
残薬がある場合、薬局での調剤量調整を認めるべきか?
2016年度の診療報酬改定では、医薬品の適正使用が重要テーマの1つとなります(もちろん、これまでの改定でも同様でした)。その中で、「残薬」について注目が集まっています。「残薬」とは、例えば慢性期の医薬品を... ・・・もっと見る
救急医療管理加算、平成28年度で見直しは行われるのか?
平成28年度の診療報酬改定に向けた議論が、中医協で精力的に進められています。11月4日に開かれた中医協総会では、救急医療がテーマの1つになりました。救急医療体制は、大きく(1)初期救急(2)2次救急(3)3次救... ・・・もっと見る
地域包括ケア病棟、手術や麻酔の点数は次期改定でどうなるのか
平成28年度に予定される次期診療報酬改定では、「地域包括ケア病棟入院料の包括範囲をどうするか」も争点の1つになっています。地域包括ケア病棟は、平成26年度の前回改定で新設されたもので、(1)急性期後の患者受... ・・・もっと見る
がん医療の均てん化、診療報酬でどうサポートする?
平成28年度の診療報酬改定に向けた議論が中医協で進んでいます。10月21日には、がん対策を診療報酬面でどう支えていくかが議論されました。わが国のがん対策は、がん対策推進基本計画をベースに進められています。そ... ・・・もっと見る
DPCII群病院の要件、平成28年度改定で変わるのか?
平成28年度の診療報酬改定では、DPC制度の見直しも重要課題の一つとなっています。そうした中で、DPCのII群病院の要件がどうなるのかという点に注目が集まっていました。厚生労働省では、今春に「現在は『I群の最低... ・・・もっと見る