調剤薬局最前線
日薬・岩月会長が初の理事会経て新執行部に手応え
休日・夜間の医薬品提供体制「リスト化は終わりでなくスタート」
日本薬剤師会の岩月進会長は7月17日に就任後初の記者会見に臨み、「(新執行部の)皆はやる気に燃えている方が多く、『頑張ってくれる』という手応えを感じている」との感触を寄せた。 この日の会見で岩月会長は、... ・・・もっと見る
薬局におけるマイナ保険証利活用の好事例まとめる
NPhA 「最終的に医療の質・信頼性向上につなげる」
日本保険薬局協会(NPhA)はこのほどマイナ保険証利活用に係る好事例をとりまとめた。468薬局から545事例が報告され、このうち薬剤情報の確認の事例が392件と最も多く、次いで最新の保険情報の確認57件、健診情報の... ・・・もっと見る
地域支援体制加算算定率が高いほどマイナス影響大
NPhA 2024年度改定の影響に関する会員調査もとに主張
今回の調剤報酬改定後、1薬局当たり地域支援体制加算の平均点数はマイナス3.5点で、改定前の地域支援体制加算の算定率が高い薬局企業ほど明らかに改定後のマイナスが大きいとの実態が日本保険薬局協会(NPhA)の会員... ・・・もっと見る
薬局が連携・協力する「成熟した医薬分業制度」確立表明
日薬 骨太方針2024受けて賃上げなどの要望と方針を公表
日本薬剤師会は骨太の方針2024および規制改革実施計画の閣議決定を受け、医療現場で賃上げが実施できる環境整備が図られ、中長期的な社会の構造変化に耐えられる持続可能な全世代型社会保障システムの推進を前提に、... ・・・もっと見る
「薬剤師会改革」強く打ち出す岩月会長体制が発足
日薬定時総会 個別の不信任票多数も理事候補者全員選任
日本薬剤師会は6月末に開いた第104回定時総会で5期10年続いた山本信夫会長体制での最終年度となる2023年度事業・決算を了承するとともに、次期理事の選任を経て岩月進氏を会長とする新たな執行部に移行した。3月の臨... ・・・もっと見る
2024年度 調剤報酬改定 「新」敷地内薬局の胎動(II)
「特別調剤基本料」適正化の影響少なく、ビジネスモデルとして確立?
■公募要件には医療機関側の意向を強く反映前回紹介した2023年11月29日開催の中医協総会の議論では、いわゆる敷地内薬局について、「医療機関側で薬局開設等を行う事業者に対して、公募型プロポーザル方式にて薬局を... ・・・もっと見る
能登半島地震の経験に基づき組織的な災害活動指針整理
NPhA独自の「被災地支援活動マニュアル」作成
日本保険薬局協会(NPhA)は協会独自の被災地支援活動マニュアルを作成した。能登半島地震を機に初めて組織的な被災地支援活動を展開した経験を踏まえたもので、災害対策本部と被災地派遣者それぞれの活動内容、超急... ・・・もっと見る
夜間・休日リストは島しょ含め都内全地区掲載完了
東京都薬 開設者会員の増加に結びつく効果も
東京都薬剤師会は先ごろ開いた定例記者会見で、各地域における夜間・休日の医薬品提供体制リストが島しょ(保険薬局2軒)を含め、都内全地区分がHP上に公開されたことを報告した。担当の犬伏洋夫常務理事は、「締切... ・・・もっと見る
「全体としては仕事ができたのではないかと思っている」
日薬・山本会長 最後の定例会見で5期10年間の会長任期総括
日本薬剤師会の山本信夫会長は会長として最後となった6月19日の定例記者会見において、「少なくとも安定させるための10年間だった。他団体・行政を含め、比較的良好な関係を築くことができ、全体としては仕事ができ... ・・・もっと見る
医療DX推進における薬局運営上の課題・改善策公表
NPhA 「よりフレキシブルな運用」に向け組織的働きかけへ
日本保険薬局協会(NPhA)はマイナ保険証、電子処方箋受付体制、薬局システムなど医療DX推進における課題と改善策(要望)をとりまとめて公表した。特にマイナ保険証については受付率が高い薬局では受付待ちが生じて... ・・・もっと見る