調剤薬局最前線
地域薬剤師会の強化に向け行政や日薬による強力な支援提言
薬局団体連絡協 シビアな実態調査結果をもとに問題提起
薬局団体連絡協議会(次世代薬局研究会、日本コミュニティファーマシー協会、保険薬局経営者連合会、地域医療薬学研究会)は、先ごろ開催した第6回シンポジウムで地域薬剤師会の現状について問題提起し、薬局間連携... ・・・もっと見る
へき地における保険薬局・調剤業務の課題と展望(2)
薬局と訪問看護STが連携し、一体的に実施する薬剤提供体制構築の重要性
■へき地等での「訪問薬局ステーション」整備の提案2023年12月にスタートした厚生労働省「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」は現在・近未来において少子高齢化の進展と、医療・福祉の“担い手”不足が急速に進... ・・・もっと見る
選定療養の理解度2割に満たずも現時点で混乱少なく
東京都薬調査 「患者にとってわかりにくい」制度の実情指摘
東京都薬剤師会が先ごろ会員薬局を対象に実施した「長期収載品の選定療養に関する対応状況調査」で、患者の理解度は2割程度に留まる一方、滑り出しの時点で大きな混乱にないという実態が示された。 都薬調査は10月1... ・・・もっと見る
リフィル処方後押しも「我々から言うことではない」
日薬・岩月会長 財制審における財務省提言でコメント
日本薬剤師会の岩月進会長は、定例会見で13日の財政制度審議会に財務省が示した今後の社会保障制度に触れ、日薬が廃止を強く主張する薬価毎年改定について財務省が全品目での改定実施と踏み込んだ変更を求めたことに... ・・・もっと見る
機能要件的観点から薬局運営に一定の人員体制必要な現実強調
NPhA 管理薬剤師調査踏まえ個店薬局の機能を疑問視
日本保険薬局協会(NPhA)は7月下旬から9月上旬にかけ、5,982会員薬局から回答を得た管理薬剤師アンケート報告書(一部既報)を公表した。そのなかで地域支援体制加算の各要件を満たしている割合は、「認定薬局およ... ・・・もっと見る
2024年改定に伴う薬局リスト運用に不満感
NPhA・三木田会長「かなりネガティブに捉えている」
日本保険薬局協会(NPhA)の三木田慎也会長は、先ごろ開いた定例会見で薬局リスト化に関し、「特定の団体への届出が要件となっているのは、NPhAとしてかなりネガティブに捉えている」との認識を示した。 NPhAがこの... ・・・もっと見る
薬剤師会による休日夜間リスト整備の妥当性主張
日薬・岩月会長「商業団体でない薬剤師会がすることに意味」
日本薬剤師会の岩月進会長は、6日の定例会見で2024年度診療報酬改定で要件化された休日・夜間調剤・在宅対応体制等の薬局リスト化公表に対し、調剤薬局チェーンやDgSが反発していることについて、「リストの有用性に... ・・・もっと見る
へき地における保険薬局・調剤業務の課題と展望(1)
医療過疎地でのモバイルファーマシー(MP)活用の有効性
■「薬局施設」外で調剤が可能な例外規定とは?2024年元旦に発生した能登半島地震においてモバイル・ファーマシー(MP/災害対策移動薬局車両)が医療チームに帯同。地元の避難所等を巡回し、被災した地域住民に対す... ・・・もっと見る
トリプタン系片頭痛薬スイッチ再検討で薬剤師の重要性改めて強調
日薬・岩月会長 要指導薬に留めおく措置導入の可能性にも言及
日本薬剤師会の岩月進会長は先ごろ開いた定例記者会見で、トリプタン系片頭痛薬のスイッチOTC化の再検討が開始されたことに関し、「日薬としてもセルフケア・セルフメディケーション(セルメ)に資する医薬品と考え... ・・・もっと見る
マイナ保険証受付率高まるほど業務負担増える傾向指摘
NPhA 積極的に取組む薬局中心とした成果に加え現場の苦労訴え
日本保険薬局協会(NPhA)は今夏実施した管理薬剤師アンケートの結果を公表し、マイナ保険証受付率の高い薬局ほど業務負担が増加する傾向がみられるとの印象を示した。同アンケートでは近年マイナ保険証推進の進捗状... ・・・もっと見る