調剤薬局最前線
へき地における保険薬局・調剤業務の課題と展望(4)
オンラインの普及により薬局の地域間格差を要因とする「不都合な真実」
■薬剤配送プラットフォーム不全の一部地方 普及の遅れるオンライン診療「オンライン診療は、医師・看護師等の“働き手”不足に直面し、少子高齢化の進む地方小都市にある当院のような中小病院には、有効なツールにな... ・・・もっと見る
来局者の大半が高評価も「商品」「イベント」「在宅」では課題も
クラスAネットワーク 会員薬局での一斉顧客満足度調査結果
クラスAネットワークは会員薬局で実施した一斉顧客満足度調査の結果、ほとんどの来局者から高い評価が得られた反面、商品やイベント、在宅などの項目に関しては課題が残る内容となったことを明らかにした。 調査は... ・・・もっと見る
医薬品安定供給対策はじめ薬機法改正の方向性評価
日薬・岩月会長 地域医薬品提供計画不明記も「精神は理解得た」
日本薬剤師会の岩月進会長は22日に開いた定例記者会見で、厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会で改正薬機法の方向性がとりまとめられたことに対する受け止めを述べ、市販薬オーバードーズ問題では「日薬の要望が入... ・・・もっと見る
薬局における現場認識で医薬品流通状況「依然不安定」9割占める
NPhA調査 限定的流通に負担・憤慨も概ね現状受け止め
日本保険薬局協会(NPhA)が先ごろ定例記者会見で公表した医薬品流通にかかる業務実態調査において、2020年12月に発覚した小林化工の不祥事以降、医薬品の流通状況が「とても不安定」「やや不安定」が91.4%を占め、... ・・・もっと見る
2025年度薬価中間年改定実施の大臣折衝受け遺憾
日薬 選定療養に伴う現場負担増踏まえた期中報酬改定は評価
2024年12月下旬に財務大臣と厚生労働大臣による2025年度予算に関する折衝で、2025年度の薬価中間年改定を行うことが確認されたことを受け、日本薬剤師会は岩月進会長名で「残念と言わざるを得ない」とのコメントを発... ・・・もっと見る
後発品促進に一定効果も業務負担増す状況浮き彫りに
NPhA 選定療養対応状況調査結果から現場の実情訴え
日本保険薬局協会(NPhA)は10月からスタートした長期収載品の選定療養制度について、会員4,551薬局を調査し公表した。それによると制度運用が後発品使用促進に「一定の効果」を上げていることが示される反面、患者... ・・・もっと見る
へき地における保険薬局・調剤業務の課題と展望(3)
進化するオンライン診療は過疎地域での医師・薬剤師不足解消のツールに!
■へき地診療所従事の薬剤師は5.7%へき地診療所の目的・設置基準等に関しては「へき地保健医療対策等実施要項」(2022年7月29日・医政局長通知)に規定されていますが、その設置基準では「おおむね半径4㎞の区域内に... ・・・もっと見る
地域連携薬局の患者認知度は2割程度に留まる
JACP調査 5年前の健康サポート薬局認知度と同程度に
健康サポート薬局の認知度不足が指摘されるなか、地域連携薬局についても患者の認知度は2割程度に留まることが日本コミュニティーファーマシー協会(JACP)の薬局調査で示された。調査はJACP会員法人65社が運営する... ・・・もっと見る
電子処方箋で処方意図と異なる医薬品の表示事例報告
日薬「生命に関わる事案」として重要注意喚起を通達
日本薬剤師会は12月17日、電子処方箋の運用過程で処方意図とは異なる医薬品や薬剤量が表示されるなどの事例が報告されたため、重要な注意喚起を全国担当者に通達した。 電子処方箋で用いることのある「ダミーコード... ・・・もっと見る
新型コロナ感染拡大に備えた対応を都道府県薬に通達
日薬 地域での啓発や在庫確保・調整での連携など求める
日本薬剤師会は厚生労働省からの要請を受け、今冬における新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えた薬局・薬剤師の対応について、都道府県薬剤師会担当役員に通達した。 日薬の通達では経口抗ウイルス薬の提供体... ・・・もっと見る