調剤薬局最前線
日薬専務理事就任の上野氏が改めて抱負
組織内の情報共有重視した「つなぎ役」発揮に意欲
日本薬剤師会の専務理事に就任した上野清美氏は、3月下旬に行われた定例記者会見で改めて抱負を語り、「一人ひとりの薬剤師が自分の仕事について誇りと責任を持って、患者さんのために薬剤師としての業務をしてい... ・・・もっと見る
「敷地内薬局」220薬局の最新調査から(1)
その体制と「特定薬剤管理指導加算2」算定実績等、高度な薬学的管理機能整備の実際
■3団体の調査協力で“敷地内薬局”業態の現状が可視化「医療機関の敷地内に所在する薬局」(以下、“敷地内薬局”)に関しては、これまで厚生労働省の議論でも“かかりつけ薬剤師・薬局としての機能を持っていない”等、い... ・・・もっと見る
一般社団法人化で調剤一部外部委託の実証事業拡大
薬局DX推進コンソーシアム 法制化見据えた組織体制へ移行
国家戦略特区事業として大阪で調剤業務の一部外部委託の実証に取組む薬局DX推進コンソーシアム(狭間研至理事長・ファルメディコ代表)は、4月に任意団体から一般社団法人に移行して実証事業の拡大を図る。現在まで... ・・・もっと見る
全国くまなく医薬品と薬剤師サービス届けられる体制の早期実現を
日薬・岩月会長 臨時総会で地域薬剤師会基軸とした体制構築を必達目標に強調
日本薬剤師会の岩月進会長は3月15日に開いた就任後初の臨時総会における会長演述で、地域包括ケアシステムの構築目標年となる2025年度の活動に際して、「全国の薬剤師・薬局・薬剤師会が協働し、相互に活動を支える... ・・・もっと見る
インフル感染拡大でアセトアミノフェン処方過去最大規模に
インテージ調査 患者減少傾向ながら治療薬限定出荷の影響も指摘
医療用薬の処方動向に関するインテージリアルワールドの調査において、1月にインフルエンザ治療薬の処方を受けた患者数が前月比で半減する一方、アセトアミノフェンの処方患者数が過去最大規模となった実態が示され... ・・・もっと見る
OTC薬販売「適切」100%ならずも意識向上評価
日薬 医薬品販売制度に関する自己点検結果について考察
日本薬剤師会が先ごろ医薬品販売制度に関する自己点検結果を公表し、適切な実施の確認については僅かに100%に届かなかったものの、実施薬局数が大きく伸びたことに対して一定の評価を示した。 日薬による自己点検... ・・・もっと見る
『薬屋のひとりごと』コラボお薬手帳で転売騒ぎ
日薬 DX啓発も兼ねた資材での身内も含む事態にがっくり
日本薬剤師会は4日の定例会見で、2月からスタートした人気テレビアニメ作品『薬屋のひとりごと』とのコラボレーション企画の実施状況を報告するとともに、コラボお薬手帳が今回のために描き下ろされたオリジナルな表... ・・・もっと見る
へき地における保険薬局・調剤業務の課題と展望(5)
ハブ薬局は認定薬局の拡充・発展形へと収斂されるか?
■重複する健康S薬局と地域連携薬局の機能厚生労働省「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」で、へき地・離島等も含めた「地域における薬局・薬剤師のあり方」を中心に据えた議論が行われたのは、第3回目の2024... ・・・もっと見る
都道府県薬に敷地内薬局に関する情報提供を要請
日薬「第三者」介在の認定逃れチェックする必要性指摘
日本薬剤師会は2月18日の定例会見で、敷地内薬局の情報提供を各都道府県薬剤師会に要請したことを明らかにした。従来から情報を得ていたなかで、2024年度調剤報酬改定では「特別調剤基本料A」が設定され、敷地内薬局... ・・・もっと見る
マイナ保険証の受付率が全国平均2倍相当の40%に到達
NPhA 上振れ傾向示唆も早急な取組みによる成果強調
日本保険薬局協会(NPhA)は先ごろ開いた定例会見で「マイナ保険証の利用率」に関する調査結果を公表し、加盟11社約4,500薬局のマイナ保険証の受付率が2024年12月時点で40.14%に達したことを報告した。前月11月から... ・・・もっと見る