調剤薬局最前線
残薬管理の仕組みづくり
筆者は2014年6月に認知症で「要介護5」の母を特別養護老人ホームに入所させましたが、それまでは数年間に亘り仕事を継続しながら、「在宅」での単身介護を余儀なくされました。認知症の在宅介護で何に一番苦労したの... ・・・もっと見る
何やらかみ合わない「門内薬局」の議論
これは筆者の全くの造語ですが、「門前薬局」ならぬ「門内薬局」に関する議論が現在、政府の規制改革会議で行われています。門内薬局とは要するに病院内の調剤薬局のこと。改革会議側は「病院内に調剤薬局を置けない... ・・・もっと見る
国土交通省の「スマートウェルネス住宅」事業や、コンパクトシティ構想における調剤薬局の役割
国が進める地域包括ケア・システムに関して厚生労働省は、5つの視点を打ち出しており、その一つとして「高齢期になっても住み続けることのできるバリアフリーの高齢者住まいの整備」が謳われています。“住まい”を担... ・・・もっと見る
地域包括ケアシステムの中での“陣取り合戦”は既に始まっている!
他業種参入で競争激化
最近の日経新聞で、非常に興味深い報道がありました。コンビニエンス・ストア大手のローソンが、2015年から「高齢者や居宅介護者を支援する」コンビニを出店すると言うのです。昼間はケア・マネジャーが常駐し、生活... ・・・もっと見る
特定6疾患、特に糖尿病患者の自動車運転に注意を!
2014年7月8日の日経新聞記事を引用します。~大阪・心斎橋の御堂筋で6月30日にワゴン車が暴走した事故で、大阪府警は7月4日、低血糖状態で運転して自転車の女性ら3人に重軽傷を負わせたとして、会社員を自動車運転処... ・・・もっと見る
地域包括ケアシステムの中の保険薬局の機能
認知症高齢者の支援は不可欠
前回にここでご紹介したハザマ薬局グループのように、全国で整備が進められつつある「地域包括ケアシステム」の中で、重要な役割を果たそうとする調剤薬局が徐々に増えてきました。地域包括ケアとは、概ね中学校区の... ・・・もっと見る
在宅訪問薬剤業務の展開(2)
地域包括ケア推進で高まる「薬局薬剤師による在宅支援」の需要
ハザマ薬局グループを運営するファルメディコ株式会社は1976年の創業ですが、2003年に大阪大学医学部出身の外科医である狭間研至氏が代表取締役社長に就任後、「医薬協業」をキーワードに「在宅」を柱とする新しい業... ・・・もっと見る
在宅訪問薬剤業務の展開(1)
訪問薬剤師の一日
2014年診療報酬改定では、「在宅薬剤管理指導業務の推進」の視点から、基準調剤加算の引き上げが行われた他、在宅患者訪問薬剤管理指導料が同一建物居住者以外の場合は、500点から650点に引き上げられました。(同一... ・・・もっと見る
調剤薬局の新しい業態開発の時代に(3)
各店舗の「現場最優先主義」と薬剤師・管理栄養士によるチーム医療
前回に引き続き、当欄では東京都江東区に本拠を置き20店舗の保険薬局を運営する(株)フォーラル薬局グループの取り組みを、ご紹介させて頂きます。同グループは全ての薬局が幅広いエリアで「面分業」を推進してきた... ・・・もっと見る
調剤薬局の新しい業態開発の時代に(2)
管理栄養士が患者・地域住民に薬局で無料栄養相談と食事指導
今回は筆者が6月に取材したある調剤薬局の事例をご紹介します。東京都江東区に本社の在る株式会社フォーラル(松村達代表取締役)は、1952年に第一号店を江東区に開設して以来、東京都内の16店舗を中心に埼玉、千葉... ・・・もっと見る