役職者としてのヒント
危機感と不安感
「うちの職員は危機感が足りない」こんな言葉をよく幹部の方からお聞きします。しかし、実際に末端の職員まで危機感が浸透するのは難しいようです。また、危機感と一言で言っても意味が広くて漠然としてしまいがちです。 ・・・もっと見る
承認欲求
職員の動機付けのためには、「褒める」ことが重要だといわれます。最近では、コーチングなどもだいぶ知られるようになってきており、「どのように褒めたらよいか」「上手く褒めるコツはないか」といった質問を受けることが多くなってきました。 ・・・もっと見る
役職者の役割のネガティブリスト化
ポジティブリストとネガティブリストという考え方があるのをご存知でしょうか。ポジティブリストとは「してよいこと」だけを定めたもの、ネガティブリストとは「してはいけないこと」だけを定めたものです。 ・・・もっと見る
顧客満足
病院でのお話。 「患者満足をはかるノウハウってありますか?」 ある医師からこのような質問を受けました。一般的に患者満足をはかる方法としてはアンケートが使われるわけですが、この医師は「アンケートの結果がすなわち患者満足といえるのか」という問題意識を持っておられたわけです。 ・・・もっと見る
役職者に求められる期待像を描く力
よく、部下のレベルを分けるとしたらどういうイメージになるかという質問をすることがあります。期待基準のイメージがすぐに出てくる人は、「例えば患者さんに説明をするときに・・・」とか、「例えばご家族からこういう要望を受けたときに・・・」とか、「医師からこういう指示があったときに・・・」というように、様々なケースがすぐに想像できるという共通点があります。 ・・・もっと見る
どうして意見箱に意見が入らないのか
意見箱を設置している病院や施設が少なくありません。これは患者さんやご利用者向けのものもあれば、職員向けのものもあります。しかし、この意見箱になかなか意見が入らないという悩みをよくお聞きします。 ・・・もっと見る
人間性を評価する人事評価は悪いのか?
「そもそも人が人を評価するなんておかしい」「人間性を評価することなんてできない」人事評価を進めようとすると、多かれ少なかれこんな意見が出てきます。人そのものや人間性の良し悪しではなく、人の「行動」の事実を把握し、判定する作業が人事評価だという説明を繰り返し行うわけですが、なかなかこのことに納得できない人も少なくないようです。 ・・・もっと見る
役職就任希望20%からの脱却
当社では、医療・福祉施設で職員アンケートを実施しています。そのアンケートの設問の中に「あなたは役職に就きたいと思いますか」というものがありますが、この回答で「はい」「どちらかといえばはい」という答えはほとんどの施設で20%程度になっています。残念ながら、数多くのアンケートを実施していますが、30%を超えたところはまず見たことがありません。 ・・・もっと見る